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今月の特集
天王寺七坂特集

石畳と石段の風情ある坂道、天王寺七坂とは?

天王寺七坂とは
天王寺七坂は谷町九丁目から天王寺までの谷町筋の西側に分布する七か所の坂道です。 現在、幹線道路となっている逢阪を除けば、車が通れない細い石畳と石段で、両脇の壁や石垣との組み合わせが美しく、スケッチや写真撮影のポイントともなっています。
北から真言坂(しんごんざか)、源聖寺坂(げんしょうじざか)、口縄坂(くちなわざか)、愛染坂(あいぜんざか)、清水坂(きよみずざか)、天神坂(てんじんざか)、逢坂(おうさか)の順に並んでおり、それぞれに名前の由来があります。
天王寺七坂ご利益いっぱい歴史も満載スタンプラリー

天王寺七坂ご利益いっぱい歴史も満載スタンプラリーは、天王寺区コミュニティ協会内にある「てんのうじ観光ボランティアガイド協会」が作成しております。
スタンプラリーの台紙は、各社寺(愛染堂では販売していません。)と天王寺区民センターで100円で販売しております。
お問い合わせは、てんのうじ観光ボランティアガイド協会まで TEL06-6771-9981

スタンプラリー台紙販売社寺 生国魂神社 齢延寺 銀山寺 源聖寺 金台寺 太平寺 珊瑚寺 称名寺 清水寺 安居神社 一心寺
 ※各社寺、捺印のできる時間は9時から16時です。
 ※スタンプはどこからまわっても(順番でなくても)かまいません。
 ※源聖寺坂の4ヶ寺、口縄坂の3ヶ寺のスタンプは同じ図柄です。

天王寺七坂ご利益いっぱい歴史も満載スタンプラリー

天王寺七坂ご利益いっぱい歴史も満載スタンプラリー

天王寺七坂ご利益いっぱい歴史も満載スタンプラリー

天王寺七坂を歩いてみよう!

■ 真言坂
地下鉄谷町九丁目駅3番出口を西へ少し歩くと見えてくるのが、真言坂。
真言坂は短く傾斜が緩やかな石畳の坂なのが特徴的です。
この坂は生国神社へと続いています。

スタンプ捺印場所 生魂国神社(北門)
真言坂 真言坂 スタンプ


この辺りは神社、仏閣などが多いので七坂を周るついでに立ち寄ると面白いかもしれないですよ。

■ 源聖寺坂
生国神社の中を抜け、鳥居を出て右に少し行くと二つ目の坂、源聖寺坂がの下り口があります。 この坂は緩やかな石畳から始まりますが、途中は左右にお寺の門と壁を見ながらの長い曲がりくねった石段で、そしてまた石畳となり松屋町筋まで伸びています。最もインパクトのある坂です。

スタンプ捺印場所 齢延寺(庫裏入口) 銀山寺(庫裏入口) 源聖寺(花の観音堂) 金台寺(観音堂前)
源聖寺坂 源聖寺坂 スタンプ


松屋町筋を南へ少し歩く学園坂という幹線道路にぶつかりますが、この坂は七坂ではないので、そのまま通過します。

■ 口縄坂
さらに行くと三つ目の坂、口縄坂の上り口があります。
七坂の内、一番道幅が狭く、細い坂を上ると途中に大阪府立夕陽丘女子高校の跡の石碑があり、上りきるとや織田作之助の「木の都」の一節を刻んだ碑があります。 ちなみに口縄坂の「口縄」とは「蛇」を示す言葉であり、坂の下から眺めると、道の起伏がくちなわ(蛇)に似ているところから、この名が付けられたといいます。

スタンプ捺印場所 太平寺(納経所) 珊瑚寺(山門) 称名寺(本堂玄関)
口縄坂 口縄坂スタンプ


■ 愛染坂
さらに南へ歩くと愛染堂が見え、愛染堂の門を通り過ぎ、大江神社の鳥居まで来ると、横に四つ目の坂、愛染坂の下り口があります。
愛染坂はその名のとおり、坂の下り口にある愛染堂勝鬘院から名付けられました。 この坂はとても傾斜が急な坂です。 ギザギザ模様の坂を下りていくが松屋町筋まで行かないうちに坂は終わります。

スタンプ捺印場所 愛染堂(多宝塔前)
愛染坂 愛染坂 スタンプ


■ 清水坂
愛染坂から南に歩くと、緩やかな石段でできた五つ目の坂、清水坂が見えてきます。 清水坂は新清水清光院に登る坂道で、高台にある新清水寺境内からの眺望は格別です。さらに境内南側のがけから流れ出る玉出の滝は、大阪唯一の滝として知られています。

スタンプ捺印場所 清水寺(納経所)
清水坂 清水坂 スタンプ


■ 天神坂
清水坂を上りきって、南へ歩き右側を気にしていると石畳が見えます。少しわかりにくいですが、六つ目の坂、天神坂の下り口です。 途中、天王寺七名水の一つである「安居の清水」を再現したモニュメントがあり、下ったところには安居神社があります。安居神社には真田幸村戦死の碑が建てられています。

スタンプ捺印場所 安居神社(社務所)
天神坂 天神坂 スタンプ


■ 逢坂
安居神社を南へ抜けると、車の往来の激しい片側二車線の幹線道路の最後の坂、逢坂に出ます。 南西の方角には通天閣、東の方角には四天王寺の五重塔が見えます。 逢坂は、逢坂の関になぞられてよんだものとも、他説では聖徳太子と物部守屋の二人が信じる方法を比べ合わせた「合法四会」に近いことにより合坂と名付けられたなどの諸説があります。

スタンプ捺印場所 一心寺(山門茶所)
逢坂 逢坂 スタンプ


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